Deja Vu / CSN&Y

二〇〇四年 弥生 拾日 (水)

Deja Vu Side A
 1. Carry On
 2. Teach Your Children
 3. Almost Cut My Hair
 4. Helpless
 5. Woodstock
Deja Vu裏ジャケ のっぺらぼーです 右下に¥2000と書いてあるだけ Side B
 1. Deja Vu
 2. Our House
 3. 4+20
 4. Country Girl
   a) Wiskey Boot Hill
   b) Down, Down, Down
   c) "Country Girl" (I Think You're Pretty)
 5. Everybody I Love You
CSN&Y --
David Crosby (Vo, G)
Stephen Stills (Vo, G, B[A-1,2,B-1], Kb)
Graham Nash (Vo, G,P[A-5,B-2])
Neil Young (Vo, G)

Dallas Taylor (Dr)
Greg Reeves (B)
Jerry Garcia (Pedal Steel Guitar [A-2])
John Sebastian (Harmonica [B-1])
Produce --
CSN&Y
Year : 1970
ATLANTIC [P-8036A]

ワーナー・パイオニア

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 今日は全面的にやる気が出ないのでほったらかし気味のウェブログなんぞを更新してみようかな、と思った次第であります。キーボードたたいてると、とりあえず仕事しているように見えるものですなぁ。あ、今上司と目が合いました。ちゃんと文書作ってますよ。仕事じゃないけど。

 ビルの窓には所々赤い三角マークがありますが、あれは火事のときに消防隊が突入する目印なんですね。この印がある窓の前には物を置いちゃいけないんですが、うちの会社の場合、書類を入れるキャビネットとFAXの台がでーんと置いてありまして、なにやらこれが安全性の問題として取り上げられたらしく、先週末、急に移動させられることになったんです。
 移動といってもFAXは電話線に繋がないといけないもんですから、そうそうやたらなところには動かせず、結局三角印窓の隣の窓の下にズルズルと引っ張っていかれました。キャビネットもFAX台に寄り添うように同じ場所に引っ張っていかれたんですが、これが私の上司の机のすぐ隣なんですね。ちょうど反対側にも書類棚がありまして、キャビネットとキャビネットの谷間に上司の机が位置すると、こういう状態になっております。これは好都合ですなぁ、こちらの様子が見えづらくなりましたから。おかげでこうして新規エントリーの作成なんぞができるのです。

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 3月6日に(D・クロスビー容疑者逮捕 短銃などの不法所持容疑)なんてニュースがありましたので、今日はCSN&Yです。

 【ニューヨーク6日共同】AP通信によると、人気バンド、クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング(CSN&Y)などのメンバーとして活躍したロック歌手デービッド・クロスビー容疑者(62)が6日、ニューヨーク・マンハッタンのホテルで、マリフアナや短銃などの不法所持の容疑で逮捕された。
 クロスビー容疑者は4日、同ホテルをチェックアウトした際、短銃などが入った荷物を置き忘れた。持ち主を特定するために荷物を開けたホテル従業員が警察に通報。同容疑者は6日、ライブを終えて荷物を取りに戻り、逮捕された。(共同通信)

 勝手に引用してみましたが、何があったんでしょうね。ホテルの部屋に忘れていっちゃう位ですから、普段から持ち歩いているんでしょうなぁ、マリファナと拳銃。「短銃」となってますが、これは報道用語なので拳銃に間違いないと思いますが、もしかしたら銃身を切り詰めたウィンチェスターだったかもしれません。いやいやソードオフバレルのモスバーグ散弾銃かもしれません。予断を許さない状況です。

 そんなことはどっちでも良くて、レコードです。このレコードは大学時代に中古で買ったものですね。かなりジャケットがくたびれておりますが、買ったときからこんな感じでした。そのかわり安かったんじゃないでしょうか。水道橋のトニーレコードで買った記憶がありますが、富士レコード社だったかもしれません。
 じつはCS&Nだと思って買ったらCSN&Yだったという間抜けぶりなのですが、しかし長いバンド名ですな、Crosby Stills Nash and Young
メンバーのファミリーネームをつなげただけという何にも考えてないバンド名ですが、演奏はすばらしいです。すばらしいということに気が付きました。買ったはいいけどずっと聞いてなかったんですね、このレコード。
 だいたいレコードって「聞くぞ」と思わないとなかなか聞けませんよね。ジャケットから出して、うすいセロハンみたいな袋からレコード出して、おっとその前にレコードプレーヤーの蓋を開けておいて、じかに盤面に触らないように端っこのほうを両手ではさむようにして、ターンテーブルのスピンドルに穴を合わせて乗せて、あ、いけね、B面だった、裏返さなきゃ、なんてことがあったりして、ようやく聞く準備が整うわけです。そのほか、ターンテーブルを回転させながらベルベットのレコード拭くやつでほこりを取って、なんていうオプションもはいりつつ、やっとレコードに針を落として音が、あ、ステレオのスイッチ入れ忘れてら。

 まことに面倒ですな。その点、一旦デジタルデータに変換してしまってポータブルプレーヤーで聞けるようになると、もう毎日でも聞くのが苦じゃない。ちょっと選曲したらすぐに演奏が始まるありがたさというのは、なにものにも代え難いものでありますなぁ。電池切れさえ気をつけていれば、それこそ24時間音楽三昧であります。
 ただ、このレコードをデジタルデータに変換したときに、ちょっと横着をしてしまいまして、盛大に電源ノイズが入ってしまっているのがここのろこり心残りです。ノートPCで録音する際にACアダプターを繋いだ状態だと「びぃぃぃぃぃん」というノイズが周期的に入ってしまうので、録音時にはアダプターを外してバッテリーで駆動しておかないといけなかったところを、バッテリーの充電が十分ではないことに先の面倒な手続きが終わった後で気づきまして、ええぃ面倒だから録っちまえと録音してみたらノイズだらけという体たらくになってしまいました。イントロのOggでもノイズが乗っているのが確認できると思います。録り直そうかどうしようかと思っているうちにデービッド君がとっ捕まっちまいやがりましたのでレビューする羽目になってしまいました。

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1曲目 Carry On
 アルバムトップに持ってくるだけのインパクトがあります。低音を効かせた力強いコードストロークが左チャンネルから四小節、これがイントロ。続いて右チャンネルからベース、真中からコーラスで始まります。構成はシンプルなんですが音の厚みがすごく感じられますなぁ。ベースを演奏するのは Stephen Stills、作曲も Stills です。このページによると Neil Young は不参加。

2曲目 Teach Your Children
 これは Graham Nash の作曲です。Carry On のスリリングな展開とは対照的に、のどかな感じの演奏です。「ひゅぃ〜んひゅひゅひゅぃ〜ん」て感じのスティールギターの参加が大きいのかもしれませんなぁ。演奏しているのは Jerry Garcia だそうです。

3曲目 Almost Cut My Hair
 でました、David Crosby作曲。この間逮捕されちゃいましたが、このアルバムのレコーディングの直前にも恋人が亡くなるという悲劇があって、もうボロボロだったらしいですなぁ。Graham Nash がずっと付き添ってなかったら自殺しちゃうんじゃないかという状態で、酒はがぶ飲みのドラッグ漬けの日々。この情報はこっちのサイトを参考にしました。
ヴォーカルをとっているのも David Crosby ですが、そんな悲惨な状況だったということはあまり感じられませんなぁ。やや重い感じの曲調でございます。

4曲目 Helpless
 Neil Young作曲。ゆったりしたテンポののどかな感じの曲です。このアルバムは意図的に重軽重軽という曲順にしているようですな。そのせいか聞き疲れしません。それから作曲者がヴォーカルを取ることになっているようで、この4曲目で全員のヴォーカルが出揃ったことになります。ややレイジーな歌い方がNeil Youngらしいといえましょうか。

5曲目 Woodstock
 この曲だけはメンバー以外の作曲で Joni Mitchell のカバーとのことです。Graham NashとJoni Mitchellは当時付き合っていたらしいのですが、その前はDavid Crosbyと付き合っていたそうです。しかもGraham NashとJoni Mitchellこのレコーディングの前に別れてしまっているとのことで、なんだかワイドショーネタみたいなドロドロの状況が想像されます。どんな気分でこの曲をレコーディングしたのでしょうか。
これでA面おしまい。

B面1曲目 Deja Vu
 David Crosby作曲。イントロが変わってます。最初3拍子で始まって、お、カントリー調かななんて思うまもなく、いつのまにか8拍子に変ります。よく聞いていないと、どこで拍子が変っているかわからないくらいに自然な流れなのですが、それだけに奇妙な印象を与える曲です。しかも曲の途中で急に曲調が転換するので、落ち着かない気分になりますなぁ。

2曲目 Our House
 Graham Nash作曲。重たい1曲目の次はのどかな2曲目という構成は、B面にも踏襲されておりますです。「ぼくらのおうちはとってもとってもとってもとってもとってもファインだよ〜ん」というような能天気な歌詞ですなぁ。Joni Mitchellと付き合っている頃の作曲らしく、二人のいちゃつきが垣間見られるようなそんな曲です。

3曲目 4+20
 Stephen Stills作曲。これものどかな感じの曲です。ここで曲順の規則性が壊れましたなぁ。
なんだかレッド・ツェッペリンにこんな感じの曲があったような。のどかなんですがマイナーです。物悲しい感じが漂っております。しかもこの曲はStephen Stillsの独奏です。いくらリーダー格だからって、ねぇ。

4曲目 Country Girl
 Neil Young作曲。Neil Youngはこの曲とA面のHelplessをとっとと作ったあと、ほかの3人とは離れて行動していたようです。組曲構成の長めの曲です。メインヴォーカルはNeil Youngですが、後半にStephen Stillsとのデュエットがあります。

これで最後5曲目 Everybody I Love You
 Stephen StillsとNeil Youngの共作。
歌詞はStephen Stillsの「Know You Got To Run」という曲と全く同じらしいですが、聞いたことないですなぁ。私のiHP-120だと、この曲の次がDeep Purpleの「Woman From Tokyo(24 Carat Purple)」になっておりまして、「まいうぉーまんふろんとーけいよー」とくる頃には「Everybody I Love You」なんか吹っ飛んでしまう次第でありまして、よって印象に残っておりません。Cの次がDである限り印象に残らないのかもしれませんなぁ。

なんだか風邪をひいてしまったようです。根性で曲紹介をこなしましたが、後半は力尽きた感が否めません。その割りにはだらだら長いコンテンツになってしまったことでありますなぁ。

頭20秒のイントロはこちら[1,049,593bytes]
OggVorbisです。
OggVorbisってなあに、という方はOgg村を参考にしてね♪

ではまた。

書いた人 srock : March 10, 2004 10:26 PM
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